千代原観音
南無千代原観世音菩薩
久方をあとに阪急京都線と嵐山線を通り抜け千代原へ入る。昔はこの地に観音寺があって正月の十八日に修正会が催され、西国巡礼の若者の観音講も盛んであった記録が残り、観音寺に奉安されている仏像は旧法華山寺のものであったと伝えられているが、いま観音寺は廃寺になり、附近一帯は住宅地になって寺跡さえも見られない。千代原観音と称する阿弥陀寺も住宅地の中にあり、たずね当るのに時間がかかる。民家のような建物にところ狭しと千躰の観音像が安置され、境内には身丈四メートルの千手観音像が安泰されている。脇仏としてまつった日光、月光菩薩も前住職自身が刻んだ尊像。寺伝によれば、新京極にある総本山誓願寺(西山深草派)管長の隠居寺として創建し、恵心僧都作と伝える千手観世音を本尊とした。
以来、雷、悪病除けの観世音と信仰されたが、その後尼寺となり、明治になって荒廃し、昭和三十六年、元住職赤壁師が入山し、寺は再建された。
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阪急京都線桂駅西口より徒歩15分
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観音法要厳修

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千代原観音の御詠歌 「くれ竹の 林にいます観世音 めぐみも永き 千代原の里」

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